行ってきました。
Slow Music Slow Live 2012@池上本門寺。
ほぼソールドアウト状態だったのが、26日は機材スペースに座席が追加になり、
ステージに向かって左端の前から4番目という、ラッキーなロケーション。
いいな、全席座席指定のフェス!当日は立ち見もいたようですが。
国内アーティストのみの出演のフェスは初めて。
ただ田島さんの生歌と生リゾネーターギター聴きたさに、駆け込み。

東急線が懐かしくて乗りたかったんだけど、
今回は効率のよい都営浅草線利用で、西馬込で下車。
泉岳寺からの路線は、高校で時々使ってたので、
それも懐かしかった。
本門寺には、裏から入る感じで、
そのまま境内をゆっくり抜けて、
とりあえず本日の密かな目的地に向かう。
東急線沿線に住んでいた子供時代、
この場所には親によく連れてきてもらっていた、らしい。
緑が豊かで、ゆったりした時間が流れる、
穏やかで平和なスペース。
会場入り口では蝉の大合唱に混じり、音楽が流れ、
お香に入り混じって、エッセンシャルオイルの香りがする。粋な演出。
設営の雰囲気は、ちょっと見、フジロック風。
ふ~む、テンション上がるなあと思いながら素通り。
正門の下、長い階段を下って、橋を渡る。
定番の葛餅屋さん。
駅前の店は、創業が江戸時代からだそう。
手前の相模屋さんの、閉店間際で一服。
テーブルの木は、秋田杉。
目的達成。
大トリがオリジナルラヴのアコースティックセット。
開始まで、まだ2時間ある。
会場内をうろつきながら、
ビールと、つまみがオリーブオイルとドライトマトのピクルス。
この夏は、仕事ばっかりしていて休みも少なく、
ここでやっと、オフ!
フジロックで言えば、フイールドオブヘブンくらいのスペースかな?もう少し小さい?
浴衣姿もちらほら。
子供連れもいる。
ゆったりシートという、ペア席で丸テーブルつきの席もたくさんある。

ライトアップされた五重塔を撮る人が多いので、試しにとテント前で撮ってみると、
どれもオーブだらけ。
会場全体も…。
とっても、居心地のよい場所だから?
オリジナルラヴの前が、「もらい泣き」の歌姫、 一青 窈。
ほんとにもらい泣きしました(笑)すごいな。
このステージが終わってからは、一枚目の写真のように、オーブは消えた。
田島さんのステージセットになると、空気はカラッ!と一変。
ウッドベース、アコースティックギター、リゾネーターギターのアンサンブル。
途中、田島さんは何度かアコースティックギターに持ち替えてた。
初めて見た田島さんは、とても背が高くて手足が長ーい。
しかも、スリムで誰かが「痩せたよね~」とつぶやいてた。
続けているジョギングの影響なのかな。
「朝日のあたる道」最新アレンジで始まる。
なんてカントリー&ウェスタンな…。
よく知られた曲たちは、若者がお金たくさん持ってた時代で、
ばりばりのドライブデートの代名詞みたいで、その青臭さで気恥かしさもあるけど、
若い時に、いい曲をたくさん作ってる。
こうして何度もアレンジを加えて、色あせないのはすごいと思う。
ウッドベースがあったからか、
昭和歌謡タンゴ&ブルース?な「夜とアドリブ」を聴けたのは貴重な体験。
でも思ったより淡々としてんだけど。古参のファンの皆さん、
最近のアルバムもちゃんと聴いてんのかいな。
こんな凝った曲やってくれてんのに。「築地オーライ」とか。
新参者の私も、一曲のみを残してみな知ってる曲でした。
その知らない曲がとってもよかったので、早くセトリが知りたいな。
このセット、というかライブ見るのこれが初めてだけど、
彼の新境地であるリゾネーターギターが、すごく新鮮だった。
ブルースのライブを見たことがない私は、たぶんこの音色を初めて生で聴いたと思う。
この「新鮮」というのは、ある意味、「古臭い」のだ。
ポップスやってる彼が、こよなくルーツミュージックを愛するのが、
心地よく音作りに現れるのか。
彼のヴォーカルと演奏がなければ、たちまち昭和のコミックバンドすれすれな、
その感じが、たまらない。
彼のブログによれば、
「サン・レコード時代のE・プレスリー・バンドをちょっと意識している」んだそうな。
聴きかじりだしたばかりのくせに悪いが、
実は、国内ポップスしか聴かないファンは、
はたしてどこまで彼の世界を理解し堪能してるんだろう。
と、ちょっと思った。
安易に往年のヒットパレードライブばかり求める人ばかりでないことを祈る。
音楽キャリアの長い彼が、公式のライブアルバムをつい最近出し、
それもオリジナルラブではなくソロ名義で、ということは、
なんらかの意味があると思う。
ともかく、いい夜、いいライブでした!