2012年9月22日土曜日

8年前のYOKOHAMA

8年経って、フルセットがyoutubeで見れる記念。

20年ぶり、「我がウェラーフィーバー再燃」の瞬間がここにあります。

おおげさに言えば、このライブに行かなければ、今の自分はなかっただろうと。

THE ROCK ODYSSEY
Day 1 2004.7.24  Yokohama


彼のキャリアでいう、TSC中期にどどどっと人生の流れが変わり、
音楽を楽しむ習慣が突然皆無に。

ウェラーの音楽のことを忘れたまま、数年が過ぎたとき、
家事の合間に広げた新聞の広告に、
「Heavy Soul  ~ Paul Weller」
という、来日ライブのチケット発売告知を発見。
このとき、心の中で叫びました。
「行きたいけど行けない!」
「でも、ソロで来日してくれてたんだ!嬉しい~!!」

今後、子供たちが成長したとき、絶対行くぞライブ。
と心に誓い、
そこからまた数年後、高校生になった長女を連れ、
いよいよこのフェスに参戦。
待ちに待った、ウェラーとの再会でした。

実はそのとき、
購入したパンフの中に、
「このライブの感想を寄せてくださった方に、抽選で新星堂CD購入券プレゼント」
という企画があり、
申し込んだところ、見事当選した記憶があります。
それだけ、この瞬間が衝撃だったのです。

ここまで読んで、
ポール・ウェラー、良く知らないけどこのライブ映像見てみようかなと、
思われたキトクなお方のために
(ありがとうございます!)
以下、セットリスト。

Has My Fire Really Gone Out?
Hung Up
My Ever Changing Moods ‐ The Style Council
Broken Stones
Long Hot Summer ‐ The Style Council
In The Crowd - The Jam
A Man Of Great Promise ‐ The Style Council
That's Entertainment - The Jam
You Do Something To Me
(Can You Heal Us)Holy Man
Peacock Suit
Changing Man
Town Called Malice - The Jam

彼のファンであれば、
私が3曲目くらいから理性を失いかけたほど、興奮したのが想像いただけるかと。
しばらく、イントロのたびに絶叫するので、
隣にいた娘が、
「新しいお母さん、発見!」
と叫んでいたくらいです(笑)

20年前、ここ横浜でこの曲を演奏したよ、
とたぶんウェラーが言って始まった
「Long Hot Summer」
は、この場にぴったりでした。
会場にいる、裸族たちは伊達じゃあない。
まるで、観客席はどこもプールサイド状態。
私も、ポカリスエットと、ビールを何度も交互に飲み、
黒のキャミソールも汗で、白く汐を噴きました。

このライブ、こうしてじっくりと見ると、
しみじみ、当時の興奮を思い出すし、
ウェラーの長いソロキャリア中でも、
当時の黄金メンバーの、輝きを増す内容だと思う。

本人のテンションも、最高潮だったんじゃないかな。
この後、日本初上陸のThe WHO登場だったし。

10月に3年ぶりのPaul Weller来日公演。
The Jam「The Gift」発売決定。

そして…
なんかいい感じです!






2012年9月16日日曜日

スーパーなギフト



以下、某コミュニティに寄せたものですが、
アップ後、これってあまりに個人的すぎ。ブログに書く方がいいだろ。
ということで、まんまコピペの手抜きです。

The Jam / The Gift Super Deluxe Edition

http://store.universal-music.co.uk/restofworld/rock/the-boxset-the-jam-the-gift-super-deluxe-edition-2012/invt/0602537119332/


まだ、発売もされないうちから気が早いのですが、
こうして30年経って「スーパー」が出ることには、この上ない感慨深さがあります。
私はジャムファンとしては、解散ギリギリセーフなファンですから、
この「The Gift」に、当時の思いが凝縮されてます。
なので、紹介されてるこの当時のメンバーやウェラーの写真を見るだけで、
ジャムを知り彼らに夢中だった頃が浮かび上がってきます。

さらに、個人的な内容は続きます。
誰もが経験あると思うのですが、苦境に立つ時代に出会った音楽って、
嫌でも忘れられないじゃないですか。

姉が病気で亡くなって、家族の輪が狂いそうだった頃に彼らに出会いました。
当時のUKシーンはパンク末期で、不況でもがく若者が自分らしくクリエイティブに生きてることが、
とても逞しく思えて、たくさん勇気づけられました。
そのリーダーシップをとってたのが、ウェラーでしたよね。
当時のイギリスの熱気、遠いながらに感じとり、自分なりに熱狂?しました。
高卒後、進学をあきらめることにはなりましたが、おかげで後悔はありません。

30年前と、今の空気感が、ぜんぜん違うことばかりなのに、
なぜかどことなく同質なときがふとあったりして、
こうして「スーパー」が発売。
当時の喪失感は、今回は25年以上続いたパートナーと事実上の別れに変わり、
別の意味での世の理不尽さを痛感する日々に、またしても「The Gift」はやってきた。
だから、内容うんぬん以前に、この時期のギフトそのものに感謝してます。

ウェラー来日後はすぐ2012年が暮れちゃうだろなと思ってましたけど、
心の張りが増えたので嬉しい限りです。