2011年10月29日土曜日

やきとりはカマキリに食べられてしまわないよう気をつけて。


カマキリ嫌いな人ごめんなさい。こちらは朝蜘蛛騒動の3日後のことです。
なんでここにいる!?と叫ぶ母の声のするほうに行ったら、食卓でこんなことに。
絶対、肉のほう向いてるんだよね…。カマキリって、焼き鳥食べるんでしょうか?
なんて、流暢なことを思う場合ではなく、もちろんこの後はプラのカップで生け捕り、家の外へお引き取り願いました。

虫の知らせとか、言い伝えなんでしょうけど、クモといいカマキリといい、皆さんどんだけ知らせたいちゅうねん。

と、そこへ新月を過ぎ月齢二日目にして、ノエル来日チケット当選のお知らせ!
運転中の車中でクモに襲われる確率や、我が家の食卓の焼き鳥がカマキリに襲われる確率と、
チケット当選の確率はどんなだ。

なんだか久しぶりにテンションが上がり、昨日まで心折れそうだった描きかけのカリグラフィーも、この勢いを利用してどうにか完成。心どころか、リアルに制作中、一本しかないペン先が折れて、作業が強制終了したときは、何度もくじけたなかで、最も激しくくじけたものでした。

この一年は殆ど、カッパー体。他の書体を描くと、このペンのくせを忘れてしまいそうで。
ペンに限らず、道具はみなそうなのだろうけど、ペン先と仲良くできないときは上手く描けない。
そして絵具の濃度。すごい扱いづらかったときもあったけど、とってもいい勉強になった。

完成間際は、よく連れ添ってくれたペン先君との別れがちょっぴり惜しくなり。
と同時に、よーしこれからはようやく、イタリック体に移行できる。と、肩の荷が下りたような気も。

次はどんな虫さんが現れるのか。ともかく無駄な殺生は控えるべし。ですか。



2011年10月20日木曜日

運転中はなにがあってもハンドルから手を離すな。

今朝の通勤、命の危険を感じるドライブでした。
こういうとき、不慮の事故って起きるのかな。山道ならありかも。

コントにあるようなシチュエーション。本当に起きるのですねー。

運転中の車内、ハンドルを握る右手側、目の前に突然、つつーっと降りてきたのはおそらく全長10センチほどの、縞模様の蜘蛛。手の上、数センチのところでフラフラと揺れている。
すぐ後ろに後続車がいなくて良かった。その瞬間、相当おかしなアクセルワークとハンドルさばきだったに違いない。
こんな状況でおいおい!とりあえず、無抵抗な顔か手にべたっ!!っだけは避けたい一心で、右手はそのまま、左手でひざかけを握りしめ、窓方向に振ると、運転席側のドアポケットにすっぽり落下。やつもびっくりしたのか、じっと動かない。
数秒後、信号が赤になる。このすきにドアを開けるが出ていく気配なし。再度、ひざかけを渾身の力を込めてドアの外に向かって払うと、数回めにようやく降車。とっさの無理な体勢で、腰回りが攣りそうになるがようやく、車内に平和がおとずれる。

ことわっておくと、虫嫌いではありません。どちらかと言えば、子供の頃は友だちレベルでした。カエルもトカゲも、今だ手で捕まえることができるし、カブトムシを見ると、ちょっと飼ってみたくもなります。ショウリョウバッタは、今でも見つけるとつい捕まえたりみたりもします。が、クモは3センチ以内が限界です。害虫ではないとわかっていても、部屋に入ってくるのは勘弁です。

ここまでの思いをしてもやはりまだ、「朝蜘蛛は縁起がいい」と言えるのでしょうか…。

2011年10月16日日曜日

Rose and Noel

ノエル、来日決定だそうで。チケット入手は運だめしとなるか。
解散後、先に弟君のファーストが出て、Japan Benefit Gigでイイ奴だなあ、リアム!という動機で、発売後しばらく経ってから手に入れたときとは、だいぶ違う気分。

今年は内も外も、動きが激しくて震災後から、ずっと最近まで積極的にロック聴こうって気持になれなかったけれど、ウェラーとノエルの新譜だけは楽しみにしてたから。ノエルのは、発売日に届いて早速試聴開始。今のとこ、毎日ローテーション。


そもそも、私はたぶん、オアシス好きの中でもちょっと特異なんだろうと思うのですが、名盤「Morning Glory?」を除けば、後期の音が好き。そしてこのソロを聴くと、そうかあー、こういうのがしたかったのかあ。って気持になります。キャリアから考えても、もし解散しなくても、ソロの構想はずっとあったのかな、って気持にもなります。

良いか悪いか、好きか嫌いか、はともかく、聴いてて色んな場面が思い浮かんで、いくつもの感情がふっと湧いてくるのは、自分にとっていいアルバムの証拠なんじゃあないかと。たぶん、本人の自筆であろうタイトル。字、下手っぽいのもノエルらしい。ウェラー意識したのかなって思うけど、兄貴はこうしてみるとわりと字が上手いのかも。

ヘビロテの予感はこちらにも。

スキンケア業を卒業後は、一年くらいAura SomaのAEOSをトータルで使っていて、使い心地になんの不満もなかったけれど、クレンジングだけはどうも、濡らしたコットンにオイルをなじませふき取る。というのがいま一つ。ちょっと敷居が高かったのを思いきってクリアして、Juriqueのクレンジングを通販で入手。
最近気づいた、使っていいスキンケアの特長。使用後しばらく、掌がぽかぽか暖かくて、柔らかくなること。香り、テクスチャー、そしてこの感覚。なので、使った初日にわかる。
内容成分へのこだわりも、AEOSとJuriqueにはあまり隔たりがなく、相性もいい。

クレンジングがいいとなると、色々試したくなるのが人情で、ラベンダーミストとローズボデイクリームのうち、ボディクリームをお試し中。
デコルテラインが赤くかゆくなってしまい、ケア製品の成分によっては悪化してしまうので、いいクリームがほしかったのだけれど、これ、かなりです。
そもそも肌荒れの原因は複雑で、疲れやストレスが引き金になることも多いので、仕事中でもほのかに立ちのぼる、この香りにはすっかりヒーリングされてしまった。

気づけばまるでプロモのようなブログ(笑)ノエルも、ジュリークも。

2011年10月10日月曜日

これがぼくの心臓の音


「トーマの心臓」
油断した。泣けてしまった。およそ30年ぶりの再会で。
しかし、人の記憶って不思議なのは、子供の頃あれだけ読みふけったはずなのに、ストーリーを忘れてしまってること。
…というか、当時まだ小学生だった私が、何年読みふけったって、せいぜいが中学生。
大人になった自分が、再読するだけの価値のある作品。そうめったにない。ろくろく理解もせずいたとはいえ、この作品に出会い、多大な影響を受けたと思われる幼き我が感性、誉めてしまいます。

我が家では、プチ萩尾望都ブームが再燃。こないだ久しぶりに会った22の娘が、急に「ポーの一族」が読みたいと言うので、それならば、母さんは「トーマの心臓」買うので、読みあいっこしよ。ということになり。
たぶんもう、10年くらい前に、「11人いる!」は面白いからおススメ。とこの娘に読ませたら、いいね!王様ってかっこいいよねー。母さんはフォースが好きだったなあー。などと、萩尾マンガトークで打ちとけ合ったこともあり。

しかし私はそうそうマンガ読んでもいられず、娘は他に読みたいマンガがたくさん。
久々の再燃で、感涙できるとは。
もう一人の高校生の娘のほうは、まだ萩尾望都を知らないので、「BLの古典だから、読んどいたほうがいいよ。」なんてススメた自分が今じゃ恥ずかしい。むしろこれが古典であるなら、BLものって、深すぎる。

舞台でもある、遥かなドイツに思いを馳せるタイミングに、ドレスデンからの写真も届きました。