2010年11月26日金曜日

You've Got A Friend

職替えしてから、今まで全く視界に入らなかったものが気になるように。
どうやら私、ハコ車が好きらしい。と気づき始めました。

かの昔、幼いころの長男がはまった唯一の乗り物は、バスでも電車でもヒコーキでもなく、「パッカー車」でした。当時はこの言葉すら知りませんでしたから、「ごみしゅーしゅーしゃ。ういーん。がちゃがちゃ。」と呼んでました。おもちゃ売り場にごみ収集車はなかなかなくて、入手にはずいぶん手間がかかり。

今思うと、私の遺伝子の影響だったかもしれません。

とはいうものの、用途別に機能的ですばらしい。とかじゃなくて、ハコのデザインとか、運転中に渋滞などして、前方の車たちの後ろ姿をぼんやり眺めてると、たまにユニークな幾何学模様が目に飛び込んでくることがあり、ただそれが好きなだけなのです。

等間隔に扉の金具が打ちつけられ、その間にスチールパイプなどのラインがバランスよく並び、偶然配色も良かったりすると、ずーっと眺めていたくなります。

そういう視線に、先日はこんな幌車が飛び込んできました。



もちろん、この車が車線変更するまで、目が釘付けに(笑)
朝の出勤時に心の浄化が促進。ほんとに泣きそうになりました。いったい、なんの車だったのか…。


お世話になってるアトリエさんで、カリグラフィーを習って、初めての展覧会がありました。

メインは子供の絵画クラスでしたが、会場が美容室を借り切ったスペースで、ランプシェードなどの照明と鏡のたくさんある恵まれた空間を使っての展示でした。
幸運な出会いと、サポートがなければとても出展はできなかっただろうと思うのですが、ともあれ、無事に終わって一安心です。

2010年11月15日月曜日

MOMAS and Nowhere Boy

従兄のお見舞いに行きました。

10歳年上のTさん、病気したことなかったのではないかと思うのですが、突然脳溢血で倒れ、術後二週間という時期でした。
幸い、兄弟の結束が固く、毎日の看病記録のためにメーリングリストを作成してくれていたので、回復の様子はメールで確認はできていたのですが、あまり突然のことで、なにが起きてるのかわからないまま、とにかく会いに行ったという感じでした。
伺ったときにはちゃんと起きていて、居合わせたご家族の様子も落ち着いていて、とりあえず一安心。

妹さんからリクエストがあり、オーラソーマのレスキューボトルでハンドマッサージをしようと約束をしていたのですが、うっかり出がけに忘れてしまい、急きょハウスオブローゼでボディクリームを買っていき、それで麻痺のある右手と右足のマッサージをしました。
本人の治したいという意志をひしひしと感じながら、見よう見まねのマッサージでしたが、終わってから、動くほうの左手で、右足を自分の身体のほうに引き寄せ、あぐらをかくようなポーズをしてくれたのには驚き、むしろこちらのほうが勇気づけられてしまいました。
こういうの、「昔とった杵づか」というのでしょうか。なんだかこういうことを書くと、自慢してると誤解されそうですが、そうではなくて、本人の強い意思と回りのサポートあっての快復。可能な限り、有効な治療は一通り経験して、元通りの元気な姿に戻ってほしいものです。

忙しくしてるだけでは、せっかくの休日、自分にも施しを。ということで、病院に行くついでに寄ったのが、MOMASこと、埼玉県立近代美術館。



時間を気にしながら、駆け足の鑑賞で、常設展のみでしたが、たまたま無料開放をやっていて、ラッキーでした。ここには26年前に一度来たことがあり、椅子のコレクションで有名なところ。当時お土産に買ったミニチュアの椅子、そういえばまだ持ってました。そのミニチュアも、ずいぶんたくさん増えてミュージアムショップにありました。MOMAS、けっこう賑わっていて、地元に根付いてていい感じでした。


目まぐるしい中、もひとつのエンタメ。

Nowhere Boy 

http://www.youtube.com/watch?hl=en&v=51KikOot7Fo&gl=US

ちょうど観終わって帰ってきたら、新聞の映画評が出ていて、読んで納得だったのが、この映画の中の少年時代のジョンの姿を見て、母性が刺激されるかどうかというところ。

私、正直言ってビートルズマニアでもないし、なのになぜ、J・レノンが好きなんだろう。という理由、もちろん音楽的な好みだと思ってたんですが、もっと根本的なことだったんですねえ。根源的?というか。そう、彼は究極の母性本能刺激型なのですね。往年のファンはとっくにお気づきなのでしょうが。P・マッカートニーではこうはならないんですよね。この映画で解明されました。自分の母性本能の強さも痛いほど(笑)そのへん、気になる女性の方は必見です。




 

2010年11月8日月曜日

Aurasoma And Brighton

約8カ月ぶりに、由比ガ浜へ行ってきました。
この期間と、今の職場で働きだした期間はほとんど一緒。
初出勤が、前回のワークショップの翌日でした。

実際は7時間、ずっとセミナールームの中で、海の写真を撮ったのはほんの10分足らずの間でしたが、昼間はぐーんと気温が上がり、ヨットもサーフボードも、砂浜でくつろぐ人も、たくさん出ていました。カーディガンを脱ぎ、半袖のポロでちょうどいいくらいでした。

ワークショップは引き続き、オーラソーマやクリスタルの知識もありましたが、今回はヒーリングやカウンセリングの要素が主で、ワークの時間はもちろん、ランチタイムから帰りの電車内まで、長時間のシェアリング三昧。クリスタルヒーリングとの相乗効果で、濃い一日でした。


ワークの中でも、濃いシェアは数々ありましたが、帰りの車内での会話の中に、個人的にすっごいめっけもんがありました。

なんとびっくり。ブライトンにオーラソーマのサロンができたので、実際に一週間前、イギリスに行ってきたという方がいたのです。

Aloka Brighton
http://www.aloka.aura-soma.net/Default.aspx?PageID=1

オーラソーマとモッズの聖地。これ両方ともいっぺんに味わえることを至福と捉える人は、いったいどのくらいいるのでしょう?もっとも、私の中でもこの二つが結び付いたことは一度もないのですが(笑)色と光、ハーブとクリスタルのヒーリングルームのそばで、盗んだエースのベスパにまたがったジミーの姿とフーの世界…。

これ以外にも、実は前から「これ両方イケる人はどのくらいいるんだろう?」という場所があります。
グラストンベリー。

http://www.glastonburytor.org.uk/

ミカエルの塔をはじめとする、パワースポットらしいのです。(あまりよく知らないのですが)そして言うまでもなく、アーティストにとっての聖地、グラストンベリー・フェスティバル。

旅のメインはこちらだったそうで、ミカエルの塔の写真をたくさん見せてもらいました。白亜の絶壁での写真もあって、ややコーフン気味に、「ここでジミーが…」と語ったものの、ポカーンとされて終わってしまいましたが(笑)

2010年11月3日水曜日

Willingness

月始めの休日を目前に、先月から気が抜けずにいたとこに、ISO関連やら、取引先の視察やらの資料づくりがプラス、しかも繁忙期にサポートしてくれるはずの上司が病気でダウン。

小さな事務所で少人数だし、事務仕事のかたわら搬入業者との接客もあるしで、どんなに忙しくても、ギスギスしたくないなあと思いながら仕事してるのですが、こういうときに限ってKYな出入り業者がふらりと現れるなどするため、事務所全体でイライラ感が募り、さすがに一瞬即発状態でした。

この休日にリセット。

で、家にいれば、高校受験対策モード。
悪評高き公立の「特色化選抜」が今年で廃止、来年から公立受験システムが新しくなり、今年はデータがないので、学校・塾での山場はこのための勉強会。

実は長男の受験がこの「特色化選抜」の初年度。この時もせっせと勉強して、幸い、息子はこのシステムで合格したのだけれど、この入試制度で近所の賢い子供たちが、次々に「不合格」をくらい、本人、親、教師が深く傷つく事態に。いくら自分の子がこれで合格できたって、素直に喜べないなあ。という思い出があります。
だからというのもあり、翌年の長女の受験の時は、早々に公立一般入試のみの路線に変更しました。制度が変わるとこちらも勉強し直さないといけませんが、廃止になってほっとしてるのが本音。授業料の助成制度も決まったし、いいこともあります。

2010年もあと2カ月足らず、ふと頭に浮かんだのが、
「いかに事務処理能力を発揮できるか。」
という学びが今年のテーマだったんだなあ~。ということ。

高校受験において、母親の役割の殆どが、この「事務処理能力」なのですよね。やったことある方はわかると思いますが。学校が生徒のために一つ一つ作る調査票も、実体は自治体向けの提出物なのですもの。ここでこけると命取りなのです。
頭脳明晰な親なら、さらに勉強をみてあげたりできるのでしょうが。私は全くダメ。
それ以前に、本人の実力ややる気と向き合うという、長丁場の作業もありますしね。

自分の仕事に話を戻すと、お国の監視が厳しい職種ゆえ、それだけでもかなりのレベルを要求されるし、少人数でそれぞれが請け負う、日々の仕事もそれなりにボリュームが高い。のに、どういうわけか、ファイリングなどの整理整頓のレベルが、びっくりなくらい。な職場なのです(笑)そう、自然と今後に期待されてしまっています。

今年のテーマに沿って、黙々と行くのみであります。

2010年11月2日火曜日

恋に堕ちる

人にではなくアルバムになんですが。
Who's next

しかもこれはすでに名盤として有名なのでしょうから、長年のファンからすれば、何を今さら。と言う話です。しかし一度も誰にもおススメされたことがなかったアルバムです。ちなみに今回購入したのは「Who's next +7」。「Behind Blue Eyes」の未発表バージョンがラストに入ってます。

http://musico.jp/contents/contents_index.aspx?id=tO3A5

お気に入りのアルバムってのはいくつも挙げられるけど、「あ、惚れたかも。」と思えるものと、そうでないものにはちょっと違いがあります。

惚れた場合、自分との相性の良さを、一回目のリスニングでピンときて、その後「無意識」にローテーションしてしまう。意識的なローテーションの場合は、惚れたとは言えないのです。
惚れてしまえば、今度は他のThe Whoの曲も、今までとは違った聴こえ方をしてしまうのです。

だいたい、道端で「PW」ってアルファベットを見かけただけでも、テンションが上がってしまうほど、盲目的なPaul Wellerのファンで、同じく惚れたアルバムをちょこっと挙げてみても、The Whoに今までハマらなかったほうがおかしいくらいなのですよね。

「惚れた」と言えるものでは、他The Jam「The Gift」、The Style Council「Cafe  Bleu」、Paul Weller「Stanley Road」「As Is Now」も、挙げときます。

Oasisの「Morning Glory」も。双方、The Whoの影響大のアーティストですね。

と、のんきなことを思う一方で、なんだかとても忙しいです。このまま年末に突入してしまいそうです…。