2010年12月20日月曜日

20年ぶりの「銀ブラ」

全然都会の子供っぽくなかったけれど、当時は、銀座や新宿まで、都バスで行ける場所に住んでいました。

マクドナルドが日本に初上陸した頃の三越前だか、ものすごい人混みだったような、おぼろげな記憶があります。それが、一番古い銀座の記憶かもしれません。

その次に古いのが、学生時代に始発の電車に乗り、鳩居堂や山野楽器のプレイガイド前でチケットの整理券もらいに並んだ記憶。

その後は就職して、仕事柄クリスマスなどのディスプレイを勉強するためにせっせとデパート通いした記憶。和光の前で、ウィンドディスプレイのセンスの良さに、惚れぼれと立ちつくすこともありました。

そして、子供が生まれて、東京人じゃなくなって、20年以上が経って、クリスマスシーズンに一人で銀座に出かけたのはほんとに久しぶりでした。


地下鉄の出口を出て、メルサの前に出て、ITOYAの看板が目に飛び込んできて、つい懐かしくなって店内へ直行。MONTBLANCのコーナーがわりと大きめにとってあって、うーん。やっぱりこんなに高級なのか。と、ここでまた父が私の就職祝いに、MONTBLANCの万年筆を買ってくれたことを思い出しました。新品、高いからもしかして中古だったのかな?しまいこんだ場所が、記憶にない自分に反省しつつも、画材のコーナーを眺めて、うっかり衝動買い。これ、和紙なので畳半分くらいの大きさなのですが、重複した絵がないので、まるで一枚ものの版画のようです。来年の正月飾りはこれだけでもいいんじゃないかと思うくらい、晴れやかでほのぼのした兎さんたちです。よく見ると、「兎さんお目出とう」と、紙のふちに金文字で書かれています。


年々、クリスマスなどのイベントを楽しむことから遠のいてるけれど、今年ラストの、カリグラフィーの授業で、トールペイントのオーナメント作りを体験してきました。インストラクターさんが上手に誘導してくれたおかげで、時間内に無事完成。ケーキ食べるだけでなく、部屋のドアにでも飾ってあげようと思います。

2010年12月3日金曜日

Heathen Chemistry


いつの間にか、家の外壁がツタに覆われていたことに気づいたのが、たぶんあの酷暑の頃だったかと。無精なのと、殺風景よりいいか。という気持から、あるがままにしていたら、玄関に真っ赤に紅葉した葉が散らばるようになり、それがツタの葉だとはすぐには気づかずにいました。


今年はどこも素晴しい紅葉だと聞いてたけど、ツタの葉もご多分にもれず、美しい赤に変容。



とっさに玄関にあった器に、きれいな落ち葉を集めてパチリ。
そういえばこの器、先日倒れた従兄の陶芸作品でした。
順調な回復ぶりの中、奥様に車いすを引いてもらいながら、術後初めての散歩で、鮮やかに色づくきれいな景色を眺めて、「ちょうどいい時(今が見頃の意)」という言葉が自然に出たという報告もあり、着々とリハビリを進めているようです。


このツタ、二階の母の部屋の窓に向かって、触手を伸ばすかのように伸びています。
長年植物との対話をし続けてる母、既に野草博士ふうなのですが、さらにケルトで言うところのドルイドに近づいてるのかもしれません。遊歩道など一緒に歩いてるとき、トンボが頭に止まっても平然としてる姿を見て、こりゃ森の精霊化してるなあ。と思ったものです。



忙しさがほんの少しおさまり、年末モード前の静けさがあるうちに、またぼちぼちと、CD&DVDレンタル通いをしていて、ぼちぼちとOASISを借りてます。
モーニンググローリーなどの前期、解散直前のディグアウトユアソウルなどの後期など、何枚かは持ってるのですが、ヒーザンケミストリーは持ってないので何度目かのチョイス。なぜかいつも、借りても買うまでに至らないアルバムなのですが、なぜかはよくわかりません。何度も聴いてる一曲目のThe Hindutimes。久しぶりに聴いたら「ロバートパーマーじゃん。」と思ってしまいました(笑)
Addicted To Love も、The Hindutimesも、両方とも好きだからいいけど。


http://www.youtube.com/watch?v=XcATvu5f9vE

http://www.youtube.com/watch?v=RSLPbl8Nigk