全然都会の子供っぽくなかったけれど、当時は、銀座や新宿まで、都バスで行ける場所に住んでいました。
マクドナルドが日本に初上陸した頃の三越前だか、ものすごい人混みだったような、おぼろげな記憶があります。それが、一番古い銀座の記憶かもしれません。
その次に古いのが、学生時代に始発の電車に乗り、鳩居堂や山野楽器のプレイガイド前でチケットの整理券もらいに並んだ記憶。
その後は就職して、仕事柄クリスマスなどのディスプレイを勉強するためにせっせとデパート通いした記憶。和光の前で、ウィンドディスプレイのセンスの良さに、惚れぼれと立ちつくすこともありました。
そして、子供が生まれて、東京人じゃなくなって、20年以上が経って、クリスマスシーズンに一人で銀座に出かけたのはほんとに久しぶりでした。
地下鉄の出口を出て、メルサの前に出て、ITOYAの看板が目に飛び込んできて、つい懐かしくなって店内へ直行。MONTBLANCのコーナーがわりと大きめにとってあって、うーん。やっぱりこんなに高級なのか。と、ここでまた父が私の就職祝いに、MONTBLANCの万年筆を買ってくれたことを思い出しました。新品、高いからもしかして中古だったのかな?しまいこんだ場所が、記憶にない自分に反省しつつも、画材のコーナーを眺めて、うっかり衝動買い。これ、和紙なので畳半分くらいの大きさなのですが、重複した絵がないので、まるで一枚ものの版画のようです。来年の正月飾りはこれだけでもいいんじゃないかと思うくらい、晴れやかでほのぼのした兎さんたちです。よく見ると、「兎さんお目出とう」と、紙のふちに金文字で書かれています。
年々、クリスマスなどのイベントを楽しむことから遠のいてるけれど、今年ラストの、カリグラフィーの授業で、トールペイントのオーナメント作りを体験してきました。インストラクターさんが上手に誘導してくれたおかげで、時間内に無事完成。ケーキ食べるだけでなく、部屋のドアにでも飾ってあげようと思います。
飾り、すごいよくできてますねー
返信削除銀座のはなし、バスのはなし、やはり、つい、ウォーキングとロンドンの関係を思い起こしてしまいます。(って、またそのネタかよ、みたいなw)
猫旦那さん
返信削除そうですか、別に狙ってなくてもそこに行きつきますね(笑)バブル直前の世の中でしたね。だから当時の銀座って、今よりもずっと、クラシックな良さが際立ってましたね。プランタンもマリオンもまだなくて。画廊巡りなんかもやりました。
兎さんのお正月風物詩、素敵ですね。渋めの「和」な色使いでラブリー過ぎない上品な可愛らしさが引き立っているようで。
返信削除兎のような小動物が干支だと置物なんかも可愛くて、例年は買わないのについつい欲しくなってしまいます。
日比谷~有楽町~銀座辺りは東京の街の中でもあまり気後れせずに歩ける感じが好きでよく行きます。
不思議ですね。銀座なんて高級なお店が多くて敷居が高い(最近はファストファッションの店も増えましたが)イメージな筈なのにもっとカジュアルな雰囲気の街より馴染みやすいというのは・・
年齢的に合うというのもありますが、何というか「おのぼりさんに広く門戸が開かれている」雰囲気があるのです。
その辺りが昔から日本中の人が憧れ訪れた「銀座」という街の奥深さでしょうか。
そんな街に子ども時代、学生時代、そして成人してからと、各時代それぞれに懐かしい思い出があるのは羨ましいです!
ゆずさん
返信削除メリークリスマスですー。
>「おのぼりさんに広く門戸が開かれている」雰囲気があるのです。
確かに!もろもろコメント、共感いたします。
東京にいたからって、行ったことないとこだらけだし、よく新宿で迷子になったり、六本木とかは苦手だったり、全然都会っ子じゃなかったんですよ。むしろ多摩川べりとかは好きだした。あと浅草・隅田川周辺とか。銀座には、そんなレトロな親しみやすさがあるんでしょうかね。