2012年8月17日金曜日

雲の中のセレナイト


かつて勤めていた職場の仲間が亡くなりました。
突然の訃報でした。

先日、親戚のお盆の送り火があり、向かう途中の車内から、たまたま雲の写真を撮りまくっていたのだけれど、今日は、彼女のことを偲んでアップ。




これを眺めてる間は、向かう親戚のうちの、数年前亡くなった伯母のことを思い出してました。
ちょうど、お盆だったせいか、朝方まどろんでるときに、瞼の裏にその伯母が登場したこともあり。


そして、この中央やや左の雲の輝きが、セレナイトのよう!
に感じたことがきっかけで信号待ちの瞬間に何度もシャッター。
デジカメがなく、こんなのばかりですが。

最近、セレナイトのことをあれこれ考えていたところでした。
お気に入りのセレナイトタワー、ずっとベッドの枕側近くにあったのですが、
考えるところあって、足元近くに移動。

最近読んだ「月の癒し」という本に、寝室内の「放射」について書いてあり、
これはもしや、かなり身体の影響があるのでは?
と試しに移動。

翌日から、眠りの質が変わりました。
移動することで、いかにセレナイトのパワーを受けていたかを実感。

セレナイトが頭側にあった間は、
なぜか、感情や思考が良くも悪くも、反芻されるような感覚でした。

それでふと、この感覚が「惑星ソラリス」の話に似てる…。
と。たしか人の感情、思考を吸収し放出し続ける惑星…
というような話だったと思います。

良いほうに作用するときはいいのですが、
悪い、というかネガティブな感情の場合、コントロールがえらく難儀したような。
それは置かれた自分の状況からくるのだから、仕方ないと思っていたけど、
それだけではなかったのかも。
ただ、これはこれで意味があったことだと、セレナイトタワーには感謝してます。
きっと、一緒に悩んでくれたんだろうと。





亡くなった彼女とは、同じ営業所にいたわけでもなく、
時々定期的な研修などで顔を合わせる程度でした。
お互いキャリアが長く、そうした時間を重ねただけにすぎません。

私たちの共通点は、化粧品営業をしていたこと。

新人時代、肌質がまったく美容の仕事向きでなく、
肌にコンプレックスを持ったまま、自分に自信がつくわけがなく、
知名度も低く、いくら足を運んでも売れなかった時代に、輪をかけて苦労したこと。

同業者としては、私たちは生き延びてこれた珍種の部類かと。

お互い、前職を離れ、すっかり疎遠になっていた間に、
彼女の身に異変が起きていたなんて、これっぽっちも思っていなかった。

でもなんだか、元気にやってたときの凛とした彼女の姿ばかりが思い出される。
うちら、間違ってなかったね。と言いたい。





※アップ後、見た方から教えていただきましたが最後から2番目の写真、これは地震雲だそうです。
こうした雲を見た数時間後、震度5の揺れを感じたとのこと。
しかしご安心を。この一枚だけ、全然別の日に撮ってます。おそらく311以前だと思われます。








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