2011年5月24日火曜日

「D-OLIVE 」

有言実行とか、決意表明とか
そういうたぐいになるのかもしれず、
大風呂敷広げまくりはかなり性に合わないけれど、
オリーブくわえて鳩が来てしまった以上、
こうするのが最も自分に嘘をつかない方法なのでした。

まあここまでに至るには、3/11どころか
数年がかりでありますが。

アースデイちばにて配布したパンフを
当ブログでも貼らせていただきます。

「D-OLIVE 」

以下、文面です。


 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 これを手にしてくださっている方へ、いきなりこんなことを書くのもどうかと思うのですが、私は長いこと、自分が関わってきたオーラソーマと、どうしてつきあっていけばいいのかわからないでいました。


 オーラソーマと出会ったのは約5年前、それまで迷っていた心がようやく辿り着いた場所だと確信を持ち、微細なものからかなりはっきりしたものまで、様々な変化や出会いをもたらしてくれた109本のボトルたちに感謝するものの、さてこの手に入れたスキルをどう人に役立てていけばいいのか、自分らしく、継続していくにはどうすればいいのか。

 日常に追われながら迷い、いつの間にか時間が経っていたときのこと。誰もが忘れられないあの3/11を境に、自分の内側で色々な声が上がり出しました。あのとき揺すぶられたのは肉体だけではなく、魂や心もだったようです。

 震災前、自分には一つの節目がやってきていて、そんなときふと思い出したのが、昔飼っていた十姉妹のことでした。巣作りと産卵を繰り返していた雌鳥がある日突然、籠の中の床で冷たくなって動かなくなった姿でした。役割を終えたその鳥と、自分の姿がオーバーラップして、なぜか無性に悲しい気持ちになるのでした。

 結婚や子育ては、大きな幸福でもありながら、今は与えられた役割の大半を果たし、たぶんこのまま、本当の自分が望んでいる暮らしを手にすることなく、その後はただ生き続けていくだけなのではないか。

 こうした理由のつかない悲しみは、不思議なことに今の自分にギアチェンジしていくために必要だったことのように思います。

 震災後、殆ど間を置かずにオーラソーマのティーチャーから、福島の仲間の呼びかけで、被災者へ向けての寄付活動のお話があると聞きました。

 こうした呼びかけに敏感に反応するのは決して不自然ではなかったと思います。

 大地震と千年に一度の大津波という未曽有の事態に加え、原発事故と言う最悪の人災に苦しむ人たちへのサポートは、とてつもなく長い年月と、繰り返し試されるであろう、強い忍耐力が必要だと想像するのですが、「ただ生きる」ではなく、模索するきっかけを、今を懸命に生き抜いていこうとする人々から、もしかしたら学ぶことになるかもしれない。そうした思いから、アースデイちばや福島での震災支援ボランティアへの参加という形になり、これからの足がかりになれば。と思います。

  『D-OLIVE』

 Do Live ~ どう生きる ?

 貧しい人も、豊かな人も、大人も、子供も、どの国の人も、皆同じ、1日は24時間、1年は365日が与えられているから、「ただ生きる」よりも、「どう生きる」へ。

 長期にわたる震災支援として、NPO法人化を視野に入れたうえで、継続可能なメンタルケア等のサポートができる、オーラソーマを中心としたボランティアグループの結成を目指します。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




既に各地で行われている、
オーラソーマに携わる方たちのボランティア活動の中身とスピードは、
言葉にし尽くせぬものがあります。
しかし、長い震災支援活動を前提にしたとき、
オーラソーマ=ボランティアというイメージが定着化することには、
強い懸念を持っています。
互いの未来のために、そうすべきではないわけで、
そのために、あえてボランティア設立が大切と感じています。

と、ここまでは鳩の声。

鳩から受けたものを形づくるのは、人間。
ということで。


今年も無事、アースとつながりました




5/21 今年のアースデイちばも無事に行われました。

震災後、今年は出展者として参加したいなあ。
と思っていた3/19に、開催のブログがアップされていてびっくり。
と喜んだのもつかの間、幕張公園が液状化の被害で使えず、
様々な制約や、時間のなさが障害にあるなか、
開催にこぎつけて本当に良かったと思います。

今回はコラボ有志として、カリグラフィーでは先輩であり、
楽しい友人でもあるシュガークラフトの真理子さんが参加してくださいました。
彼女の願いどおり、子供たちがたくさんワークショップに来ていて、
スイートな幸福感をたっぷり漂わせてくれてました。

私のバースボトルでもあるB34のイメージで、ケーキもデザイン。



このアースデイに初参加したのが2年前。
そのときのスタンスは
「誰も来なくてもいいから、オーラソーマやりながらピクニックする」
でした。今回も同じスタンスのもと、幕張に比べてややピクニック気分からは遠のいたものの、
いつもの顔ぶれや、アースなショップを存分に楽しみつつ、本当にいい一日でした。
コンサルテーションに来て下さった方々、いつもお世話になっているangepasseのmasami先生、
お越しいただき&ブログアップありがとうございました。
http://angepasse.livedoor.biz/
他にも直接お会いできなかったり、ゆっくりお話できなかったけれど、足を運んで下さった皆さん、
ありがとうございました。

わずかではありますが、この収益は相馬市震災孤児及び被災者奨学資金義援金に寄付します。

このイベントは、スタッフ、出展者の方々のアースつながりぶりが素晴しい。
千葉の中心で車や人の往来が激しい場所に、この日だけはきっとオアシスな場だったと思います。

そしてアースで始まった一連の流れがあり、
翌日22日はangepasseでのFeel The Color 「Olive」の勉強会。
テーマカラー オリーブ の考察が宿題だったのですが、
まさしく、白い鳩がオリーブの小枝をくわえてやってきたようなここ最近。

全てがつながって、29日の須賀川にも流れていきます。

2011年5月15日日曜日

福島県須賀川市より~被災者支援企画☆オーラソーマで疲れを癒しませんか?

流れる情報は過去形であり、
隠したとか、真実はどこだとか、
自他共に思いは色々あれど、
当イベントの主催者、
または協力者のコメントでは、
原発事故がいつどうなるかわからない状況の中、
場合によってはイベント開催不可とのことから
こうした事態にNOという代わりに、
イベントの紹介をすることにしました。


このイベントにケアする側として参加をしようと決めた思いが、
誤解されないような伝えかたができるかどうか、
自信がないために、
今回ブログでは、参加予告はせず、
後日体験報告のみと考えてたのですが、
こうしたイベントが開催できない事態に陥ってしまいかねない。
ということを知らせるのも大事かと思い、
主催者である、天野 夕海さんはじめ、
開催に携わっている全ての方たちへの敬意をもって、
紹介させていただくことにしました。

自然食レストラン「銀河のほとり」(須賀川市滑川)にて、
オーラソーマのボトルを使った心理診断やハンドマッサージの体験会を開催します。

http://primevere.365blog.jp/e380834.html

こうしたことさえも、困難である状況の中で、
自ら創りだした破滅への道にまっしぐらに向かうだけが
私たちに残された道ではなく
新たな道を見つけ出すための
多くの情熱や知恵の炎が消え失せることがないようにと
自らに祈りを込めて。



2011年5月14日土曜日

「これから」の始まり

およそ一年半ぶりに、ヨガ通いが復活しました。

久しぶりに身体を動かすと、錆びついたような場所がところどころあり、
リラックスどころか苦しいばかりのポーズ。
でも不思議と、慢性的だった腰痛が和らぎ、身体のどこかが整ったみたいでした。
たった一度のレッスンなのに、ちゃんと錆び落としになってるようです。

つまった場所に呼吸が入り、必要な場所に血流がなされ、ぼわーっとした頭で、
レッスン後にお茶したときのこと。
 
一年間の尼僧修行を終えた先生に、
「これからのことを考えれば、ヨガで必要な体力をつけておくべきだね。」
とアドバイスをもらい、非常に納得。

確かに、これからの私には、体力が必要なのでした。

その始まりとしての、アースデイちばで、一緒に出展するMさんの作品。
シュガークラフトのベビー・シューズ。

これがお砂糖でできてると思うと、なぜか可愛さ倍増です。


以前、ブログに書いたN響アワーの映像を見つけました。
クラシックに求めるものなど、生まれてこのかた、まったくなかったのですが、
今の自分にはなぜか、しっくりきます。
通勤中に限り、すっかりNHK-FMのリスナーです。

G線上のアリア


震災前から、読書の時間があるときはずっと、星野道夫さんの本を読んでいます。

「魔法のことば」は、数ある講演会の記録というスタイルなため、
同じ内容が何度も繰り返し登場します。
それが、読み聞かせの昔話みたいに、ゆっくりと消化吸収されていく感じです。
星野さんの言葉には、時を越えて響いてくるものがあります。
今このような状況で、ますます沁み込んでくるようです。

「ノーザンライツ」はまだ読みかけですが、
幻のアラスカ核実験場化計画という章を読んでいます。
こうした内容であることはまったく気づかずに選んだので、
本に呼ばれちゃったなあ。と感じています。

星野ワールドを堪能するなら、写真集の一冊も持ってないといけないなあ。
と、サイトをうろうろしていたら、こんなのを見つけました。

FUJI FILM MUSEUM & SHOP


写真を眺めていて、子供の頃、野生動物が好きで、特に動物の子育て風景や、
氷河の海と鯨のいる風景が大好きだったことを思い出しました。
星野ワールドには、どちらも存在するんだな、と
自分が彼に惹かれる理由がなんとなくわかったような。










2011年5月5日木曜日

今年のアースデイちばに参加します。


毎年の開催地である、幕張海浜公園が液状化現象のため使えず、場所を変えての開催が無事決まった今年のアースデイちば。

昨年はほんのちょびっとだけ、スタッフのお手伝いをしたのですが、今年は2年ぶりにオーラソーマで出展します。

http://earthdaychiba.blogspot.com/

選ばれたボトルのミニリーディングを行うと同時に、これからスタートさせていきたい、長期継続可能な復興支援ボランティアの足がかり的な場にしていければと思ってます。

本家アースデイには行ったことがないのでわかりませんが、おそらく比べればこじんまり、のんびりムードのちばだろうと思います。

アース(地球)とつながる、特別な一日を感じてみたい方はぜひ遊びにいらしてくださいませ。