2011年12月24日土曜日

今年二度目の福島入り。その1



年末の道路状況により、高速バスは15分程度の遅れで、今年二回目の郡山駅着。
恐らく、復興へのプロジェクトではないかと思われる、駅前はイルミネーションで輝いていました。
忘年会シーズンでたくさんの人々で賑わい、活気づいた夜の街でした。

ボランティアイベント参加といえど、磐梯熱海は温泉地。
着いた宿は貸し切り風呂があり、さっそく満喫。
実際に、化粧水としても販売されているだけに、泉質のしっとり感はまさに化粧水のようでした。

結局、目覚めてから向かった大浴場も貸し切り同然。
この日の朝は、夜中からの強風で、山の何かが風に当たるのか、ががが!と激しい轟音。
木も屋根も吹き飛ばされそうな勢いで、こんなときの露天はどうか。
と思いつつもチャレンジすると、やっぱり温泉て素晴しい(笑)

そもそも、湯が流れるせせらぎの音と湯けむりだけでも充分癒やされますが、巻き起こる強風で様々な表情の湯気、風でさーっと落ちる雪、ぼんやり眺めるうちに、
「この世のすべては四大元素でできているってこれだあー。」
と思い、私の回りには、蒸気の天使と雪の天使と風の天使たちがいるってことだなあー。
などと考えてるとだんだん楽しく、気持よくなってきて、普通の人にとっては軽い湯あたりと思われる症状が(笑)




温まった身体で外に出ると、強風で諦めかけていた散歩プロジェクト?に挑戦したくなり、持参した全ての防寒グッズを身につけ、いざ。けやきの森と源泉神社へ。向かい風の中、徒歩約15分。

地図で調べたけやきの森周辺は、川を越えて山あいの景色のみ。
コースに入ると延々、上り坂。すでにうっすらと雪が積もっている山里の道。
頭からすっぽりフードをかぶり、だんだんと息が切れてはあはあしてると、
「忍びの者か…。時代劇かよっ」
と一人突っ込みしたくなってくる。止める人がいないので、ずんずん進んでは息が切れて休み。を景色を眺めながら繰り返す。


見ての通り、保護林のけやきの森とはいえ、ただの冬木立ちでした。

下りはあっという間。

源泉神社に着くも、ここは日が差しておらず階段が凍結している。しかも上がってみたらお稲荷さんだったので、いたずらしないでね~。と心で祈りながら合掌、即退散。


散策コースを出たところにちょうど足湯があり、これまた誰もいないところで一瞬の極楽タイム。
轟音とともに荒れ狂う強風で、徒歩の人はぱらぱら。道行くドライバーから見てて、私の姿はどう映ったのか?

あれ、そしてボランティアはどうなったの?
と言いたいところですが、ちゃんとこの後、イベント会場に11時入りしました。

長くなったのでこれにて。次回に続きます。

2 件のコメント:

  1. すごく楽しそうですね(^_^)

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  2. ミシェルさん

    ボランティア継続の基本ですよね。楽しむのって(笑)
    その2では、本筋に入りますので。
    揺れ動く思いを抱えた私に、できるのか?と動揺しながらの行動でした。

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