2011年12月15日木曜日

リムスキー・コルサコフのシェへラザード

http://www.youtube.com/watch?v=NZKlFcjHBZY&feature=related

好きな音楽を楽しむ日々が復活したのはまだここ数年で、おかげさまでウェラーフィ―バ―再燃後に復活したけれども、311にちょっと変わってしまった。
それがどう変わったのか。うまく言葉にして伝えられない。基本的には何も変わらないのだし。


でも、クラシックを聴く習慣ができたのが、311以前には全くなかったこと。
新品中古CDを買いあさり、レンタルショップに通うことがずっと続いていたから、今年はCD買う機会がぐっと減るだろう。と思ってたけど、後半からはちびちび買ってた。
ちょっと振り返ってみると、ざっとではありますがフーやドアーズ、コステロ、ギャラガ―兄弟、ローゼスなど。特に路線が変わった風でもなく。ずっと気になってたライ・クーダーのブエナビスタソシアルクラブなんてのもある。

しかし、クラシックCDを買ったのは我が人生初。
FMで聴いたこれが忘れられない。作曲者の「リムスキー・コルサコフ」という言霊が気になって仕方ない。
そしたら、11CDで2253円というのを見つけて即購入。円高差益なのでしょうか?
「French and Russian Music 」Sergei Celibidache


これを聴いてたら、クラシックギターやってた息子が、「これはアラビアンナイトだからね。」と教えてくれた。
そうか~。だから航海のイメージがあるんだ~。ふむふむ。
しかし、実際どんな物語だったか。もちろんちゃんと読んだことない。記憶にあるのは、小学校でやった学芸会がアラビアン・ナイトで、その頃よくTV放映で手塚治虫のアニメ映画「千夜一夜物語」をやってたな~ということだけ。手塚マンガが大好きだったから、一生懸命見たけどなんか、大人向けのアニメでエロい場面が連発なので、スト―リーなど覚えてない(笑)
ちょっと調べたら、妻の不貞で人間不信の王が、処女を招いては殺し続け、3000人めに選ばれた姫が毎夜語った物語だそうな。このおかげで姫は殺されずにすみ、王と3人の子をもうけたとか。
ふと頭に浮かんだのは、「百万回生きたねこ」の絵本であり、またこれは新しい建国のありかたを象徴しているのかな~とも。

ともかく、お時間ある方はyoutubeでどうぞ。第1~4楽章フル演奏、およそ一時間です。

ちょうど、ログ展の準備から終了まで、ずっとこの「シェへラザード」ばかり聴いていました。

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